good afternoon
陽だまりに彼女がうずもれていた。
洗濯物をたたんでいる途中春の陽気に誘われたまま
夢の世界へと旅立ってしまったらしい。
窓際で無防備に眠りこけている。
「無防備なヤツ。紫外線はお肌に悪いんだぞ。」
俺はそうつぶやきながら薄いカーテンをひく。
彼女にかかる光がやや優しくなった。
かがんでその顔を覗き込むと
この世の幸福を独り占めしたような顔して眠ってやがる。
「涎たれてっぞ。」
彼女の口元に光るそれをそっと拭い、舐める。
彼女に起きる様子はない。
俺も陽だまりに誘われ、彼女の隣に寝そべった。
「うん。こりゃ気持ちいいな。」
ひとり呟く。
ちょっと淋しくなって隣を見やると彼女が口をごにょごにょやっている。
本当に無防備だ。
「犯すぞ、コラ。」
俺は彼女の方を向いて側臥位をとる。
すると彼女が俺の胸の中に入って蹲りその顔に一層安堵の表情が広がった。
「上出来。」
こんな午後も悪くない。
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